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はりきゅう、あん摩マッサージ指圧の専門家として必要な知識に的を絞り、これからの医療に大切なリハビリテーション医学や医療概論、患者の心理について学ぶ臨床心理や病気のしくみについて学ぶ病態生理、解剖学などを学びます。
はりきゅう、あん摩マッサージ指圧の理論や実技、東洋医学を系統的に学ぶための東洋医学概論などを学びます。
高卒以上に引き上げられた入学資格や、3年以上となる修業年限にあわせて、大学の一般教養科目に値する基礎科目が取り入れられています。
基礎科目、専門基礎科目、専門科目の他に、各学校が独自に選べる選択科目が開設されています。選択科目を見ることにより、各学校のオリジナリティや力を入れている分野がわかりますので、入試時における学校選択の大きな目安となることでしょう。
教育内容 | 単位数 | 教育の目標 | |||
あん摩マッサージ指圧師 | はり師 きゅう師 |
あん摩マッサージ指圧師 はり師 きゅう師 |
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基 礎 分 野 |
科学的思考の基盤 人間と生活 |
14 | 14 | 14 | 科学的・理論的思考力を育て、人間性を高め、自由で主体的な判断力を培う。生命倫理、人の尊厳についても幅広く理解する。 国際化及び情報化社会に対応できる能力を養う。 患者への適切な対応に必要なコミュニケーション能力を養う。 |
専 門 基 礎 分 野 |
人体の構造と機能 | 12 | 12 | 12 | 人体の構造と機能及び心身の発達を系統立てて理解できる能力を養う。 |
疾病の成り立ち、 その予防及び 回復の促進 |
12 | 12 | 12 | 健康及び疾病について、その成り立ちと予防及び回復過程に関する知識を修得し、疾病についての理解力、観察力及び判断力を養う。 | |
保健医療福祉と あん摩マッサージ指圧、 はり及びきゅうの理念 |
3 | 3 | 3 | 保健医療福祉制度の中におけるあん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の位置付けや職業倫理について学ぶ。 人々が生涯を通じて、健康や障害の状況に応じて社会資源を活用できるように必要な知識と基礎的な能力を養う。 |
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専 門 分 野 |
基礎あん摩 マッサージ指圧学 |
7 | - | 9 | 「あん摩マッサージ指圧」、「はり、きゅう」施術の枠組みと理論を理解し、系統的な「あん摩マッサージ指圧」、「はりきゅう」施術を行うことのできる基礎的能力を養う。 |
基礎はり・きゅう学 | - | 9 | |||
臨床あん摩 マッサージ指圧学 |
11 | - | 15 | 「あん摩マッサージ指圧」、「はり、きゅう」施術に必要な知識と技術を修得し、問題解決能力、適・不適の判断能力を養う。 | |
臨床はり・きゅう学 | - | 13 | |||
社会あん摩 マッサージ指圧学 |
2 | - | 2 | 現代社会における現状と課題を踏まえ、あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の果たすべき役割について学び、「あん摩マッサージ指圧」、「はり、きゅう」に関しての社会的ニーズの多様化に対応できる能力を養う。 | |
社会はり・きゅう学 | - | 2 | |||
実習 | 10 | 15 | 19 | 社会的ニーズの多様化に対応した観察力、分析力を養い、適切な施術ができる能力を修得する。 | |
臨床実習 | 4 | 4 | 4 | あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師としての臨床における実践的能力及び保険の仕組みに関する実践的能力を習得し、患者への適切な対応を学ぶ。 また、施術者としての責任と自覚を養う。 |
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総合領域 | 10 | 10 | 10 | あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうは、伝統医療として経験が重視される施術であり、あん摩マッサージ指圧学、はり・きゅう学、医学及び人間教育学等の学習が総合されて充実したものとなるよう教授する。 各学校がそれぞれの特色を発揮した教育を展開することによって、生涯を通じて地域や広く社会の期待に応えることができる能力を養う。 |
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単位数合計 | 85 | 94 | 100 |
(注)単位の計算方法は、大学設置基準(昭和31年文部科学省令第28号)第21条第2項の規定の例による