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第46回教員研修会報告

 公益社団法人 東洋療法学校協会 第46回教員研修会において、2日間のプログラムを終了いたしましたので、下記の通りご報告させていただきます。

開催日     :2023年8月24日(木)、25日(金)
場 所     :香川県高松市 サンポート高松シンボルタワー
         かがわ国際会議場
開催形式    :対面方式
参加校・参加者数:会員校37校186名、非会員校2校2名
テーマ :「Well-being 実現に繋がる多職種・他業種・地域連携」

プログラム:
 教育講演:「多職種連携とその目指すもの」 香川大学医学部臨床心理学科 教授 竹森 元彦 先生
 特別講演:「Well-Being を目指す医療福祉-多職種連携・他業種連携・地域連携の大切さ-」 京都先端科学大学 教授 西村 周三 先生
 グループワーク:「多職種連携・他業種連携・地域連携・・今、専門学校教育でするべきこと」
 報告:東洋療法学校協会 電子教材検討会

 はりきゅうあん摩マッサージ指圧(東洋療法)の目的を、疾病の治療、苦痛の緩和、不定愁訴の緩和、養生や体調管理、疾病や傷害の予防、スポーツなどのコンディショニングやパフォーマンス向上、美容効果、心の安定等と考えるのであれば、まさしく、東洋療法は、「Well‐being」実現のための方法であり、実践であると考えます。更に東洋療法は、コロナ禍後のこれからの医療福祉介護の分野は勿論、超高齢化社会・少子化社会全体の問題や地域振興に唯我独尊ではなく、多職種・他業種の方々そして地域の行政、産業、住民の方々と連携していく必要があり、それに「あはき教育」がどのように関与していくかを探るべく今回のテーマとさせていただきました。
 研修プログラムは、テーマに相応しく「多職種連携」と「Well-being」に合わせた講演2題と本協会からの報告、ワークショップを準備させていただきました。香川大学の竹森先生には「心」と多職種連携に関するご講演を、京都先端科学大学の西村先生には、「医療福祉制度」から見た Well-being につながるご講演をお願いいたしました。それらを踏まえ、2日目のワークショップでは、それぞれの学校における多職種・他業種・地域連携への取り組みや今後の展望について先生方とともに考える時間とさせていただきました。
 4年ぶりに完全対面・懇親会ありでの開催となった第46回教員研修会でしたが、2日間のプログラムを無事に終えることができました。 参加されました先生方をはじめ、多くの皆様方のご理解とご支援の賜物であり、主管校の教職員一同、深く感謝申し上げます。
 これからも皆様の益々のご発展を願いまして第46回教員研修会のご報告とさせていただきます。


主管校:四国医療専門学校
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