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第45回教員研修会報告

 公益社団法人 東洋療法学校協会 第45回教員研修会において、2日間のプログラムを終了いたしましたので、下記の通りご報告させていただきます。

開催日     :2022年8月18日(木)、19日(金)
場 所     :京都府京都市 メルパルク京都
開催形式    :ハイブリッド方式(Zoom配信)
参加校・参加者数:会員校44校208名、非会員校3校3名
テーマ :「創生~原点から新たな未来へ」

プログラム:
 教育講演:「教育の原点から新たな未来へ」 佛教大学 副学長 原 清治先生
 特別講演:「自在化身体:認識・行動を支援する人間拡張工学と、新たな身体性の構築に向けて」 東京大学 総長特任補佐 稲見昌彦先生
 ワークショップ:「創生~原点から新たな未来へ」
 報告:東洋療法学校協会 教育研究部、電子教材検討会

 新型コロナウイルス感染症を機に世界の様相は大きく変化しました。あはき教育の現場も同様に大きな変化を迎え、感染対策やオンライン授業の対応など、試行錯誤の末、2年半という期間でデジタル化のノウハウを手に入れました。しかしながら、あはき教育の原点である「教育のあり方」、「教員のあり方」はこの変化の中、今でも変わりありませんでした。
 まだ見ぬ新興・再興感染症、その他の変化に対して、どのように乗り越えるか、「教育」と「教員」にスポットを絞り、「新たなあはき教育」の可能性を探るべく今回のテーマとさせていただきました。

 研修プログラムは、テーマに相応しく「原点」と「新たな未来」に合わせた講演2題と本協会からの報告、ワークショップを行いました。

 佛教大学の原先生には昨年に続く、「教育」に関するご講演を、東京大学の稲見先生には、「自在化身体」という新たな未来につながるご講演をお願いいたしました。
 これらを踏まえ、2日目のワークショップでは、原点を振り返り、新たな未来へ向けた、あはき教育を先生方とともに考える時間とさせていただきました。教員経験年数、学校など異なるグループでのディスカッションとなりましたが、他校の抱える先生方の悩みや問題を共有する話題は、自然と活発な議論へ発展し、教員同士の交流という点でも有意義な時間となりました。

 昨年に続くハイブリッド開催となった第45回教員研修会でしたが、2日間のプログラムを無事に終えることができました。
 参加されました先生方及び清水尚道会長をはじめ、多くの皆様方のご理解とご支援の賜物であり、主管校の教職員一同、深く感謝申し上げます。
 これからも皆様の益々のご発展を願いまして第45回教員研修会のご報告とさせていただきます。


主管校:京都仏眼鍼灸理療専門学校
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